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    ガラスの歴史

        

ガラスの始まり

ガラスの起源については、いろいろな説があります。その中でも有名なのが、東地中海海域にあるイスラエルの海岸でフェニキアの商人が炊事をするのに炉を築こうとして、船荷の炭酸ソーダの塊を用いたところ、炉の熱によってソーダの塊と海岸の白砂が混ざり合って溶解し、ガラスが出来たという話です。
 また、もっと古くに使われたのは、陶器に使った釉薬だとされています。紀元前5000年頃と推定されています。
 製品として確認されているものは紀元前3000年から前2000年紀前半にエジプトやエーゲ海域などで、球や塊、装飾品です。紀元前2000年紀後半になるとガラス容器が西アジアとエジプトで出現するようになりました。

 
 

古代ガラス

紀元前1500年頃になると北メソポタミアでコア・ガラスが製作されています。メソポタミアやエジプト、シリアなどで、「型押し法」などが製作されました。 このころは、量産できるものではなかったため、とても高級なものだったようです

 
 

ローマガラス

ローマ・ガラスガラス工芸史上もっとも画期的な技法であるである「 吹きガラス技法」が発明されました。 この発明によって、量産が可能になりました。この頃にガラスの窓も発明されたそうです。

 
 

中世のガラス

ローマ帝国が滅亡すると、ガラス職人たちは周辺諸国に移住し、独自のガラス文化が発達していきました。ビザンチン帝国で生まれたステンドグラスは、東方の回教国によって大きく発展しました。これは、西洋のガラス工芸の基礎になったといわれています。また、イタリアのベニス共和国ではヴェネツィア・グラスが生まれました。ヴェネツィアに刺激を受けた、北ヨーロッパのガラス文化も16世紀にようやくルネッサンスが訪れることになります

 
 

近世のガラス

ヴェネツィア・グラスの黄金期を迎えます。ムラーノ島という小さな島に職人を集め技法の流出を防ぎました。その中からさまざまな技法が発明されました。この頃に エナメル絵付け・クリスタッロなども発明されています。また、建築にガラスが多用されるようになり、ガラス工芸と板ガラスの技法が違った進み方をします。 より大きく平らな板ガラスの製造へ向け、さまざまな方法が発明されました。

 
 

アール・ヌーヴォとアール・デコのガラス

19世紀末にフランス語で「新しい芸術」という意味のアール・ヌーヴォが登場しました。 自然を神の摂理の反映とみなす価値観から人工的な造形に代えて、動植物の形態を参考にした曲線を主体とする斬新な造形を生み出しました。
フランスのエミール・ガレ、ドーム兄弟、アメリカのティファニーなどが有名です。このころより個人名が出てくるようになります。 エミール・ガレが「ブランド」を作った最初の人とされています。   
20世紀に入り、機械文明の発達により生活は一変しました。アール・デコの時代は、美術工芸品の生産量が著しく増大し、ごく限られた階層にしか味わえなかった豊かさが、新しい階層にも広がりを見せました。フランスのルネ・ラリックスとモーリス・マリノが有名です。

 
 

スタジオガラス

1960年頃のアメリカのスタジオ・グラス運動により大きなガラス工場に依存することなく、個人が創作活動をするようになりました。素材を意識しながら個性的な作品が数多く造られるようになりました。 

 

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